日本の歴史が変わった。 日本は非西欧地域で真っ先に議会政治と政党政治を始めた国だが、本格的な政権交代はなかった。 民主党の圧勝で終わった今回の選挙は、日本が立憲政治を始めて以来、最も大きな変化だ。
ある日本の政治学者は日本の特質を「自ら変化できないこと」と述べた。 「万古不易論」だ。 それでも日本は明治維新を通して伝統社会から近代社会に、第2次世界大戦後には軍国主義から民主国家に変わった。 明治維新は西洋勢力の植民地化圧力に対する反動によるもので、民主化は米軍政の強圧によるものだった。 これを「外圧論」という。