離散家族、100人ずつ再会で一致…拉北者・捕虜は難航
北朝鮮南東部の観光地、金剛山(クムガンサン)地区で開催中の南北(韓国・北朝鮮)赤十字会談が、韓国軍捕虜や北朝鮮に拉致(らち)された民間人(拉北者)の問題で隔たりが大きく、詰めのところで難航している。
韓国首席代表を務める大韓赤十字社の金栄チョル(キム・ヨンチョル)事務総長は会談第2日の27日、北朝鮮首席代表・崔成益(チェ・ソンイク)朝鮮赤十字会中央委員会副委員長との代表接触で「共同文書に“拉北者と韓国軍捕虜の問題について積極的に協議する”という部分を含めよう」と提案した。