北「現代と交流5項目で合意」政府「当局間の交渉が必要」
政府は秋夕(チュソク、中秋、陰暦の8月15日=10月3日)に際し、南北(韓国・北朝鮮)離散家族再会事業を北朝鮮南東部の観光地、金剛山(クムガンサン)で行うため、北朝鮮との赤十字会談を早期に開催する方針を固めた。
このため早ければ週内に柳宗夏(ユ・ジョンハ)大韓赤十字社総裁の名義で北朝鮮にファクスを送り、再会対象者の選抜や日程など実務の手続きを赤十字会談で話し合うことを提案する予定だ。これは現代(ヒョンデ)グループの玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)会長が訪朝し、行った金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長との会談で、離散家族再会事業の再開に合意したことによるものだ。