日本経済が底を打つ兆しを見せている。日本の内閣府は17日、今年第2四半期(4~6月)の実質国内総生産(GDP)が前四半期比0.9%増加(速報値)したと発表した。年率に換算すると3.7%に達する。これは昨年第1四半期以降5四半期ぶりのプラスとなる。
日本のGDP成長率は第1四半期に年率でマイナス11.7%を記録し、第2次世界大戦以降の最低値を記録したが、第2四半期は反騰に成功した。これに先立ち6月に日本政府は景気の底打ちを宣言していた。日本経済が回復傾向に転じたのは、アジア地域の経済回復で輸出が伸びたことに加え、国内消費も増えたため。