一時沈静化していた新型インフルエンザ(H1N1)がまた世界的に広がっている。最近韓国、日本、台湾、インドで新型インフルによる死亡者が発生した。人口が密集する北半球では気候が涼しくなる来月から本格的なインフルエンザシーズンとなり、新型インフルがさらに猛威を振るうものと懸念されている。各国は対策作りに総力を挙げている。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国ではこの1週間に47人が新型インフルで死亡し、死亡者数は477人に増えた。世界保健機関(WHO)は感染者数を17万人と集計したが、各国政府の発表では23万人を超えている。