朴泰桓（パク・テファン、２０、檀国大）が０９年ローマ世界水泳選手権大会で最後の自尊心回復に挑む。朴泰桓は８月１日午後（日本時間）、大会男自由形１５００Ｍ予選に出場する。

朴泰桓は「張琳が北京オリンピック（五輪）以降、私の写真を部屋に置いて練習に打ち込んだと聞いた。自分はそれほど追い詰められた環境で練習できていなかったと反省した」とし「これ以上は退けない。最善を尽くしたい」と語った。

▽張琳と真剣勝負

朴泰桓は北京五輪の自由形１５００Ｍで予選脱落した。当時、張琳（中国）は１４分４５秒８４をマークし、朴泰桓が保持していたアジア記録を更新して決勝に進出した。

朴泰桓は今大会の開幕直前、「張琳が持つ自由形１５００Ｍのアジア記録を破るのが目標」と話している。今大会の自由形１５００Ｍ予選で朴泰桓は張琳と同じ組だ。

▽明暗分かれたライバル、最後の結果は？

朴泰桓は今大会、一度も決勝に進んでいない。これに対し張琳は自由形４００Ｍで銅メダル、自由形８００Ｍでは金メダルを獲得した。朴泰桓が全般的なバランスと持久力を大きく崩した姿を見せている半面、張琳は著しく成長した姿を見せている。

自由形１５００Ｍは持久力練習の結果が表れる種目。朴泰桓がこの１年間、米国合宿などを行いながら持久力の補強に力を注いだ。一方の張琳もオーストラリアで３カ月間の練習を行った。朴泰桓が不振から抜け出して大会を終えられるかどうかに関心が集まっている。


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