市場調査機関ＮＰＤによると、上半期の米ＬＥＤテレビ市場で三星（サムスン）電子が数量基準でシェア９４．８％を占め、昨年上半期の７７．２％から１７．６％上昇したことが分かった。

テレビ新製品（６０００／７０００／８０００）が出る前の２月、米テレビ市場で三星電子のシェアは７６．４％（１位）だったが、テレビ新製品が出た３月には９０．５％とシェアを大きく伸ばした。

その後は４月９６．４％、５月９６．７％、６月９６．１％と９６％台のシェアで市場独走体制を固め、２位との差も昨年上半期の６２％から今年上半期には９２％に拡大した。

三星電子は今年上半期、米全体デジタルテレビ、ＬＣＤテレビ、４０インチ以上のＬＣＤテレビ、フルＨＤ（超高画質）ＬＣＤテレビ市場で数量基準・金額基準ともに１位を占めた。

三星電子は今年上半期、米国デジタルテレビ市場全体で数量基準２６．６％，金額基準３６．０％を占め、ＬＣＤテレビ市場では数量基準２５．６％、金額基準３６．５％を占めた。

特に４０インチ以上のＬＣＤテレビ市場で数量基準４０．１％、金額基準４５．６％、フルＨＤＬＣＤテレビ市場で数量基準３９．２％、金額基準４４．９％を占め、プレミアムＬＣＤテレビ市場で市場支配力をさらに強めた。

三星電子映像ディスプレー事業部マーケティングチーム長の金良圭（キム・ヤンギュ）専務は「三星電子ＬＥＤテレビが今年上半期、米国市場で９５％に近い圧倒的なシェアで１位になったのは、テレビ市場のブルーオーシャンに浮上したテレビ市場創出に成功したことを意味する」とし「グローバル市場でもテレビ旋風を継続していくのに最善を尽くしたい」と語った。


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