経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、韓国の男性は定年退職後最も長期にわたり働いていることがわかった。労働研究院が発行した「月刊労働レビュー」7月号によると、韓国人男性の公式引退年齢は60歳だが、実質引退年齢は71.2歳だった。実質引退年齢を基準にすると男性が70歳を超えてまで経済活動に参加している国はOECD加盟国では韓国とメキシコだけだった。メキシコ人男性は65歳に定年退職し、73歳まで8年働いていた。韓国の次に長く働いている。実質引退年齢は労働市場から完全に身を引きこれ以上は経済活動に加わらなくなる年齢を指す。公式引退年齢は定年退職などで年金を受け取り始める年齢。