ビンラディン容疑者の三男、米軍の攻撃で死亡の可能性
国際テロ組織アルカイダの最高指導者オサマ・ビンラディン容疑者の息子が数カ月前の米軍によるミサイル攻撃で死亡した可能性が大きいと米公共ラジオ(NPR)が23日に米情報当局関係者の話として伝えた。
NPRによると、ビンラディン容疑者の三男サード・ビンラディン氏はパキスタンのアフガニスタン国境地域で米無人戦闘機プレデターから発射されたミサイル攻撃を受けた。情報当局関係者は、「米軍がサード氏を狙ったのではなく、偶然に攻撃場所にいた。死亡した確率は80~85%」と話している。同関係者は「今年の出来事だ」としているが、米軍の攻撃があった時期については明らかにしなかった。