「慎重の中でも強い疑い」。サイバー攻撃の背後を北朝鮮と推定する米国の態度だ。
ワシントン外交消息筋は8日(現地時間)、「米政府は同時多発的なサイバー攻撃について、米独立記念日の7月4日に合わせて北朝鮮が見せた挑発の一つと考えている」と述べた。また「韓米政府のネットワークに侵入して情報を盗み出したり、ネットワークをまひさせたり、コンピューターを通した逆情報で混乱を起こしたりするのが北朝鮮ハッカー部隊の目的」とし「今回の攻撃は過去の例からみて意図を持った北朝鮮の攻撃」と指摘した。
匿名を求めた複数の米政府関係者は「今回のDDoS(分散サービス妨害)攻撃に北朝鮮が介入している」と述べたと、AP通信がこの日報じた。サイバー攻撃をしたインターネットアドレスが北朝鮮と追跡されたということだ。フォックスニュースは米国防省官僚の言葉を引用し、「今回のサイバー攻撃の背後は北朝鮮だが、国防総省のコンピューターシステムに侵入できなかった」と明らかにした。