3日後は61周年を迎える制憲節(憲法記念日)だ。憲法は大韓民国の発展の基礎となってきたが、今年の制憲節は惨めな気分で迎えるほかない。我々は憲法の第1条に明記された通り「民主共和国」の基盤を固めてきた。しかし左右の陣営いずれもが「民主主義が危機を迎えている」と主張するほど制度的な限界にぶつかっている。
「大韓民国の主権は国民にあり、すべての権力は国民から出てくる」という憲法第1条②項が韓国版の文化大革命、「ドタバタの民主主義」の根拠と解釈される状況と言える。今の憲法(9回改正)は1987年6月の市民抗争を通じ勝ち取ったものだ。この憲法はこれまで大きく寄与してきた。長期にわたる執権、独裁を精算し、韓国の大統領を韓国民の手で直接選出できるようにした。