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【社説】EUとのFTAを韓米FTAのてこにしなくては

2009.07.06 10:45
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韓国と欧州連合(EU)による自由貿易協定(FTA)が近く最終妥結する可能性が高まった。韓国とEUの交渉代表団は3月に主要争点に関して暫定合意に達しており、近く残りの争点をめぐり詰めの実務交渉が開かれる予定だ。政府は交渉が順調に進んだ場合、G8首脳会談出席のため欧州訪問中の李明博(イ・ミョンバク)大統領が、下半期にEU議長国となるスウェーデンのラインフェルト首相と首脳会談を行う10日ごろに交渉妥結宣言が出されるものと予想している。2年に及ぶマラソン交渉が終着駅を目前に控えている。

今回のFTA交渉が妥結すればいくつかの側面から重要な意味を持つ。まずすぐに韓国とEUとの貿易が増え、双方の経済回復に大きく寄与するものと期待される。経済危機で冷え込んだ双方の経済が相互に輸出を増やせば経済成長と雇用創出という2匹のウサギを両方とも捕まえるのに大きな力となる。韓国は自動車と自動車部品、造船と電機電子業種の対EU輸出が増える効果を得られ、EUは酒類とサービス業種の韓国進出が一層活発になるだろう。

 
特に世界的な金融危機で保護貿易の傾向が広まる中で、世界最大規模の経済圏のEUと、世界13位の経済大国の韓国がFTAを結ぶことは、世界経済全般に新鮮な刺激になるだろう。世界経済の核心的位置にある両地域が自由貿易の拡大を通じて共同繁栄できるという明確な成功事例を示すことで世界各国の保護貿易主義の動きにブレーキをかけ、自由貿易に対する共感を広げられるためだ。

また、韓国とEUのFTA妥結はすでに政府間交渉は妥結したが批准手続きが遅れている韓米FTAの進展にも重要なてこの役割を果たすものと期待される。米国の立場では韓米FTAがためらっている間に韓国とEUのFTAの効果が具体化される場合、批准をただ先延ばしにするのは難しいだろう。米国が問題にしている自動車分野などで韓国とEUが前向きな合意に達した点も負担になるだろう。韓国とEUのFTAが妥結し、速やかに批准手続きを終えることになれば、韓国としては韓米FTAの批准が多少遅れたとしても余裕を持てる。EUとの貿易拡大を通じてFTA締結の効果を得ながら米国側の反応を見守れるためだ。足踏み状態にある韓中・韓日FTA交渉でも肯定的な刺激になるだろう。

いまや韓国とEUのFTAは画竜点睛の最後の一画を残している。しかし韓国とEUのFTAの効果が大きく期待が高いといって詰めの交渉をおろそかにしてはならない。特に大統領の日程に合わせようと無理に妥結を急ぐ必要はない。最後の瞬間まで後悔のない交渉で有終の美を飾れるよう期待する。




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