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来年の経済成長3.5%…OECD加盟国で最高

2009.06.25 07:31
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経済協力開発機構(OECD)が来年の韓国の経済成長率が3.5%になるとの見通しを示した。これはOECD加盟国で最も高い成長率で、国際通貨基金(IMF)が4月に示した1.5%に比べ2ポイント高い水準だ。OECDは24日に発表した世界経済見通しで、「韓国経済は拡張的経済政策の効果が現れ底を打っている。国内総生産(GDP)成長率が今年はマイナス2.2%、来年は3.5%になるだろう」と明らかにした。

OECDはしかし、雇用事情の悪化と金融不安の可能性など不確実性が依然として高い状況だと指摘した。特に「韓国は輸出がGDPに占める比率が大きく、世界の経済回復が遅れる場合は韓国経済の回復も遅れるだろう」と指摘した。また、「経済回復以降に税制を改革し政府支出規模を減らすことで財政健全性を確保すべきだ」と勧告した。

 
OECDは世界経済が今年マイナス2.2%の成長を記録したのち、来年は2.3%のプラス成長に転じるものと予想した。3月に発表した今年マイナス2.7%、来年1.2%に比べ見通しを引き上げた。

一方、IMFチーフエコノミストのオリビエ・ブランチャード氏はこの日ソウル市内のホテルで開かれた世界銀行の開発経済年次会合(ABCDE)での基調演説で、「韓国の成長見通しを1ポイント程度引き上げられるだろう」と述べた。IMFは4月に韓国の成長率を今年マイナス4%、来年1.5%との見通しを示していたが、これを上方修正できるという意味だ。


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