19日午前、神戸市中央区の大型薬局店の前。忙しい出勤時間だが、マスクを買いに来た人が列をつくり、あっという間に50人を超えた。40歳代のある会社員は「会社でマスクを着用しろという指示があったので買いに来た」と話した。こうした中、マスクが売り切れになる店も続出している。
大阪市西区に住む女性会社員(30)は18日から職場を休んでいる。大阪・神戸一帯の4034校が一斉に休校に入り、登校しない小学1年生の息子の世話をする人がいないからだ。この女性は「仕事が多いので長く休むことはできない。早く学校が始まってほしい」と語った。