【社説】「対北政策、保守・進歩の公分母を拡大しよう」
この10年間の北朝鮮関連政策ほど韓国内の対立を誘発した懸案もなかっただろう。
保守と進歩に政権が変わることによって、北朝鮮に対する認識と安保意識をめぐり深刻に対立する状況が継続した。特に相手の主張は無条件排撃しようとする「教祖主義」まで加味し、状況がより悪化した。こうした点から民族和解協力汎国民協議会と中央日報が昨日主催した討論会は有意義だった。保守と進歩を網羅し、国民的な共感を得られる対北政策を模索したからだ。特に「保守派と進歩派が共有できる“中間領域”からほど遠い対北政策は安定的に進められない」なという注目すべき見解も示された。