◇ショッピング特需の後を準備すべき＝単純にウォン安という理由だけで日本人観光客が集まっているとすれば、ウォン高になった後、観光客は急減する可能性がある。

このため業界関係者は、韓国観光を長期的に活性化するために観光商品を充実させる必要がある、と話している。 キムチ、焼き肉、ブランド品ショッピングで終わる旅行ではなく、日本人が好むものを正確に把握し、トレンドに合った観光商品を開発することが重要だということだ。

韓国観光公社日本チームのシン・ソギョン課長は「日本人観光客が旅行会社の冊子を受ける時代は過ぎた」とし「ブログやソウルナビ（www.seoulnavi.com）など旅行専門サイトなどから生きた情報を得る傾向が強まっている」と伝えた。 また「最近は皮膚マッサージショップや江南（カンナム）の高級レストランを訪れる日本人も少なくない」と説明した。

ソウル明洞や南大門（ナムデムン）など江北（カンブク）に集中する日本人観光客を江南に誘致しようという動きも出てきている。 １日から韓国観光公社は日本の大型旅行会社ジャルパック旅行会社と共同で、日本人観光客を対象に江南と江北を往復するシャトルバスを運行している。 江南のホテルに宿泊する日本人の江北観光を助けると同時に、江北に集中した日本人観光客を江南に誘致する効果を狙ったものだ。

日本人専門旅行会社「ハンナラツアー」のクォン・ヘギョン代表は「韓国観光のイメージがショッピングに定着してしまえば、ウォン高になった後、韓国に魅力を感じる日本人観光客が急減する可能性がある」とし「最近新たに人気を呼んでいる皮膚マッサージコースなど、新しくて品格のある観光商品を開発する必要がある」と強調した。


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