北朝鮮が弾道ミサイル発射体として転用できる「人工衛星光明星(クァンミョンソン)2号」を軌道に上げるための「銀河(ウンハ)2号」ロケットの打ち上げを強行した。北朝鮮のロケット打ち上げが成功したのかそうでないのかについては北朝鮮と韓米の分析が食い違っているが、少なくとも2つは確実だ。ひとつはミサイル開発がどれだけ有効な対南・対外カードになるのかを北朝鮮が再度確認したであろうということ。もうひとつはロケットの分離に成功したことで、弾道ミサイル開発で北朝鮮が画期的な飛躍ではないにしても段階的な発展をした点だ。
北朝鮮は今後、国際社会の勧告や圧力にもかかわらず相当期間は「強盛大国」の象徴となる核やミサイルのような大量破壊兵器開発を簡単には放棄しないものとみられる。こうした点を前提にすれば韓国の選択は明白だ。対峙する同士の間で一方の挑発を抑制する最も信頼できる方法は「恐怖の均衡」(balance of terror)、すなわち相手に対する攻撃が自分の破滅につながるという認識を与えることだ。