この中に韓国産は一つもない。 ＮＣソフトの「リネージュ」のように違法コピーの心配がないオンラインゲームが国内外で躍進しているのとは対照的だ。 オンラインゲームの場合、ゲーム自体は無料である代わり、月別の使用料を受けたり、アイテムの販売・広告などで収益を得ている。

韓国任天堂は「韓国内の任天堂関連ＳＷの販売量は公開できない」と明らかにした。 ゲーム業界は販売量をすべて合わせても１００万個にならないと推算している。 甲田峰雄・韓国任天堂代表は「ＳＷの違法コピーは有望なゲーム開発会社の営業を委縮させ、開発意欲を落とす」と述べた。

「韓国人の常識力」などのニンテンドーＤＳ用ゲームを開発したバルンソンクリエイティブ。 同社のチェ・ジョンシン代表は「違法コピー問題が解決しなければゲーム産業の未来は暗い」と語った。

韓国ゲーム産業振興院の徐太健（ソ・テゴン）産業文化本部長は「韓国がオンラインゲーム世界１位であるにもかかわらずビデオゲーム分野で苦戦しているのは違法コピーのため」とし「正規商品ゲームを購入してこそ、国内企業が世界市場に挑戦できる体質を確保できる」と述べた。

「ニンテンドーＤＳ」は日本の世界的ゲーム会社の任天堂が開発した携帯用ゲーム機。 ２００４年末から米国・日本・韓国で販売を始めた。 タッチパネルで便宜性を高め、女性や子どもが簡単にできる単純かつ軽量ゲームで爆発的な人気を呼んでいる。


違法コピーの現場を行く…ニンテンドーＤＳの場合（１）