韓日首脳「ミサイル発射なら安保理で対応」で一致(2)
◇MB「日本国民保護のためなら…」=韓日首脳会談で李明博(MB)大統領は「(北朝鮮の)ミサイルが日本領空を通過するという点から、自国民保護のために取った措置として理解できる」と述べた。ミサイルの迎撃も辞さない、という立場を表明した日本政府の方針について「日本としては、そうするほかない」という趣旨から言及したものだ。
李大統領は最近、英経済紙フィナンシャル・タイムズとのインタビューでも同じような考えを示した。しかし「ミサイル発射に軍事的に対応することに反対する」という原則的な立場が強調されたため、あたかも李大統領が日本政府の立場を真っ向から批判したものと受け止められうる部分があった。