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【社説】韓国狙ったアルカイダのテロ、正面から対応を

2009.03.20 10:55
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イスラム原理主義勢力の国際テロ組織、アルカイダに対する正面対応を宣言する時がきたようだ。アルカイダが狙うテロ対象に韓国が含まれていることを否定するのは難しい状況になったためだ。韓国人に対する自爆テロがイエメンで相次いで起きたのは偶然のことだとは言い難い。韓国人を狙ったとみるのが常識にも合う。これから政府はアルカイダのリストに韓国も含まれているという前提の下に本格的な対策を求めていかなければならない。

イエメンの観光地、シバームで韓国人4人が自爆テロで命を奪われたのに続き、事件収拾のため現地に向かった韓国人がまたテロに巻き込まれた。2つの事件はすべて他人を殺傷するために自分の身を投げ打つ典型的なアルカイダの自爆テロだった。幸いにも2度目のテロでは被害者はなかったが、ともすれば遺族と政府関係者が犠牲になるところだった。イエメン政府の最終調査結果が出るまではすべての可能性を開け、落ち着いて事態を見つめる慎重さも必要だが、いまは韓国人に対する標的テロの可能性に重点を置いて万全の対策を立てるのがより賢明な姿勢だとみる。

 
すぐに気を使わなくてはならないことは国民の安全だ。15日に発生したシバームでのテロを契機に、政府はイエメンを旅行自制地域から旅行制限地域に危険レベルを引き上げた。しかしその程度では足りない。イエメンのアルカイダが韓国人を狙うということがほぼ確実になった以上、イエメンを旅行禁止地域に指定することを積極的に検討する必要がある。現地に滞在する200人余りの韓国人も避けられない場合を除いては即時撤収させるべきだ。アルカイダが活動していることがわかっている国に対する韓国人在住者と旅行者の安全対策も徹底してまとめなくてはならない。事前に政府が現地の危険性を十分に知らせられず今回の事件が起きたという側面も否定はできないだけに、これ以上後手の対応と言われないよう政府が先制的に乗り出す必要がある。

アルカイダがなぜ韓国を狙うことになったのかに対する正確な分析も重要だ。このために該当国政府はもちろん、イスラム圏の国や、テロとの戦争を主導している米国とのテロ情報交流を大幅に強化すべきだ。イスラム圏に韓国の宗教的立場をしっかりと知らせる必要もある。われわれはイスラムに決して敵対的ではなく、すべての宗教を同等に待遇し尊重するという立場を認識させることでアルカイダが韓国を狙ったことは誤解から始まったものであることをわからせなくてはならない。今回の事件を契機に、国際社会の対テロ戦線に積極的に賛同することは言うまでもない。

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