私が韓国に初めて来たのは1970年1月の寒い日だった。 黒い煉炭の穴が赤く燃える場面を今でもはっきりと記憶している。 米国平和奉仕団の団員として韓国に来ることになった当時、韓国については何も知らなかったし、この国が自分の人生を変えるだろうとは想像もしていなかった。
実際、私はフランス語が使われる西アフリカ地域へ行くことを希望していたし、韓国に来たのは失敗かもしれないと考えていた。 しかし今ではむしろ韓国に来たことを感謝している。 そう考えるようになったことにはいくつか理由がある。 まず政治に対する国民の情熱だ。 韓国を愛する気持ちが芽生えたきっかけも、韓国人の友人についていって聞いた金大中(キム・デジュン)氏の演説だった。