韓国人ほど世界と愛憎で絡んでいる民族もいないだろう。 列強の侵奪に苦しみ、20世紀初めに韓国人は国を失った。 そして世界の支援を受けて国を取り戻し、共産侵略から生き返った。 戦争の廃虚で米国は韓国を救恤した。 その後、世界は韓国の経済成長のための市場になってくれたりもした。
こうした歴史の中で多くの韓国人が世界へ出て行った。 ある人は不運で、ある人は幸運だった。 不運な人たちは集団・強制移住と徴用で厳しい地へ行き、悲劇の歴史に耐えなければならなかった。 運良く太平洋を渡った人たちは新世界で新しい文物を学んだ。 貧しい若者たちは歯をくいしばって勉強し、米国博士学位を取得して帰ってきた。 彼らが経済開発5カ年計画を作って大学で学生を教えた。