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天安門付近で男性3人が焼身自殺図る/中国

2009.02.26 07:23
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中国国営・新華社通信によると、中国・北京の中心部で25日、男性3人が焼身自殺を図る事件が発生した。

事件が発生した場所は、繁華街の王府井と長安街(北京東西部の中心道路)の交差点で、政治的に敏感な天安門広場からわずか1キロメートル離れている地点だ。

 
焼身自殺を図った理由は確認されていない。しかし、3人が、中国からの分離、独立運動を繰り広げてきた新彊ウィグル自治区のナンバーをつけた自動車に乗っていたことから、政治的な目的があったとみられている。

同通信はこの日、北京市スポークスマンが「男性3人が午後3時ごろ、王府井の歩行者天国と長安街が交叉する地点で、車に乗ったまま、焼身自殺を図った。これらの生死は直ちに確認されていない」と話していると報じた。

新華社通信の英字紙は、事件発生から1時間30分後に同事件を報道した。報道直後に外信の記者が現場に殺到したが、現場はきれいに片付けられた後だった。ある目撃者は「焼身自殺の後、警察と消防車が出動して車についた火を消し、男性らをどこかへ連れて行った」と話した。ほかの目撃者は「自動車には新疆ウイグル自治区のナンバーがついていた」とした。

しかし、北京から数千キロも離れている新疆ウイグル自治区から、これらがどうやって自動車で北京市内に侵入できたか疑問視されている。

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