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【噴水台】シカゴと任実

2009.02.23 14:09
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グレゴア・メンデル(1822~1884)が統計を扱うことができなかったら科学史は大きく変わっただろう。彼は遺伝に対する自分の仮説を証明しようとおよそ15年の間、グリンピース交配実験に縛られていた。膨大な結果を統計学的に分析し、理論の根拠とした。科学界からは特に反応はなかった。当時、生物学者たちが数学に暗かったせいだ。彼の法則は1900年には初めて価値を認められた。後代の学者たちが気付いたのはそれだけではなかった。イギリスの動物学者ウィリアム・ベイトソンは20世紀初め、メンデルの実験に操作があったことを明らかにした。メンデルは自分の理論とあまりにへだたった実験結果が出ると、これを統計から除外させてしまった。それでも全体の理論が揺れないのはその操作が数値をよりはっきりさせる線で止めたからだ。

 
こうした類型の学術詐欺を19世紀のイギリスの数学者チャールズ・バベッジは「料理すること」(Cooking)と表現した。仮説にぴったり合わない値をあえて取り外してしまい、結果を「おいしく」整えるという意味だ。バベッジがもっと大きく問題視したのは「整えること」(Trimming)だった。最初に期待した測定値が出るまで結果をずっと操作するのだ。こうした行動は社会統計の領域でもたびたび発見される。たいてい実務者の個人的感情が介入した場合だ。

イギリスのジャーナリスト、デイビッド・サウスウェルの「世界を欺いた200の秘密と嘘」には2000年代初、ロンドンのホームレスの数が急激に減った理由が出てくる。実態調査日を事前に知った担当部署が失策を避けようとホームレスたちをその日だけ収容施設に押し込んだのだ。ニクソン大統領の経済補佐官だったキャビン・フィリップスは昨年「ニクソンが食料品とエネルギー価格を統計から抜いて物価指数を下げた」と暴露した。米国エコノミストのスチーブン・ラビットの本 『変人の経済学』には1993~2000年、シカゴ公立学校の教師らが大規模成績操作を行った事情が出てくる。市当局が学生の成績が悪ければ昇進・年俸に不利益を与える政策を施行したからだった。ラビットは「インセンティブによる不正は基本的経済行為」と言った。それだけ阻みにくいという意味だ。

一斉考査の成績操作疑惑の波紋が広がっている。全北任実(チョンブク・イムシル)小学校のように低い点数を漏らした所があるかと思えば、体育特技者を試験の対象から除くなどして採点そのものをよくした事例もあるという。政府が多くの対策を出しているがどこか頼もしくない。試験結果を人事に反映する限り、不正の誘惑は消えないのだ。いっそのこともっと努力しなさいという意味で成績が悪い学校の教師の月給を上げてやるのはどうか。今度はむしろ成績を下げようとする操作が起きるだろうか…。

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