今後、凶悪犯の顔と名前が公開される。政府とハンナラ党は12日、特定強力犯罪の処罰に関する特例法に「身元公開に関する特例条項」を作り、これを許容することにした。これまで凶悪犯の身元公開は法的根拠がなく、警察が被疑者に帽子とマスクで身分露出を防止してきた。しかし最近、カン・ホスン事件をきっかけに、凶悪犯の身元公開が社会的課題となってきた。中央日報は共益とメディアの社会的責任を考慮し、カン・ホスン被告の実名と顔を公開した。
ハンナラ党チャン・ユンソク第1政調委員長は「国民の知る権利を満たし、犯罪予防、証拠収集に役に立つという側面から公開することで意見をまとめた」と説明した。「特定強力犯罪処罰法に根拠条項を作れば顔・名前・職業など公開するかについては施行規則で決められる」と付け加えた。法務省は専門家を含む委員会を設置し、身元公開の具体的な原則と基準に対して論議する予定だ。