竜山撤去対策委員長を逮捕…火炎瓶、立てこもり主謀の疑い
ソウル・竜山(ヨンサン)再開発地域のビルで発生した立てこもり住民死亡事件を捜査中の検察捜査本部は28日、立てこもりを主謀した疑いで竜山撤去民対策委員会の委員長、イ某容疑者(37)を逮捕した。
検察によると、イ容疑者は全国撤去民連合(全撤連)議長のナム・キョンナム容疑者(55)とともに、竜山4区域にある「ナムイルダン」ビルの立てこもりを謀議し、火炎瓶を使った暴力デモを主謀した。火災の直後、望楼から脱出したイ容疑者は、これまで入院治療を理由に検察の捜査を拒否した。検察は同正午ごろ、イ容疑者が取り調べを受けられる状態だという医師の診断によって、逮捕状を取った。