【社説】韓米FTA新局面…知恵集め最善策求めなければ
ヒラリー・クリントン次期米国務長官が人事聴聞会で、「韓国が自動車・非関税障壁条項で再交渉する意向を持っているなら、米国が合意を引き出すためにともに努力したい」と述べた。チャールズ・ランゲル下院歳入委員長も今年の立法順位を話し合う席で、「韓米自由貿易協定(FTA)には追加措置が必要だという但し書きをつけた」と明らかにした。いまや韓米FTAは新たな局面に進入した。オバマ次期政権が事実上の再交渉を要求する水準に入ったと解釈される。
韓国政府は依然として「再交渉不可」という公式の立場を維持している。われわれも韓米FTAが両国の国益をバランスよく合わせた交渉だったという見方に変わりはない。米国が頻繁に問題とする自動車だけでもそうだ。問題は低い燃費と価格・品質競争力が落ちる米国車にある。退職した組合員にまで医療福祉を負担したためにビッグスリーがぐらついているのをなぜ韓国車のせいにするのか理解できない。一時は国内の輸入車市場の半分を占めていた米国車がなぜドイツや日本の車に押されてしまったのかそのわけは米国がよりわかっているだろう。