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クリントン次期国務相、韓米FTAの再交渉を示唆

2009.01.15 07:09
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次期米国務長官に指名されたヒラリー・クリントン上院議員が、13日(現地時間)に開かれた上院外交委員会の長官承認公聴会に出席し、韓米自由貿易協定(FTA)と北朝鮮関連政策などについての立場を表明した。

◇「韓米FTA、公正ではない」=クリントン議員は外交委員会に提出した書面資料で「韓米FTAの再交渉を進めるべきだ」と強調した。同議員は「オバマ次期大統領はブッシュ政権が交渉した韓米FTAに反対だったし、現在もその立場に変わりがない」とした上で「サービスや技術分野などで一部有利な内容があるものの、自動車などの分野では公正な貿易条件を確保するのに失敗した。牛肉輸出問題でも懸念がある」という見方を表した。続いて「このまま協定を批准すれば、韓国の非関税障壁に対する米国の対応策がなくなってしまう」とした後「韓国がこうした諸条項について再交渉する意向があるなら、米国は合意に至るよう、ともに努力していきたい」という考えを示した。

 
◇「北朝鮮官吏に会う意向あるものの…」=クリントン議員は「北朝鮮の平壌(ピョンヤン)などを訪問し北朝鮮の外相らに会う意向があるか」という質問に「オバマ次期大統領と同じく、米国の国益にプラスになるなら、適切な時期と場所で、誰とでも会う意向がある」と答弁した。しかし、北朝鮮の核問題など交渉内容については原則を強調した。

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