‘ミネルバ’、大統領選時に李明博退陣運動団体で活動
ネット論客の「ミネルバ」ことパク・デソン容疑者(31)が、「ナラサラン青年会」という社会運動団体の会員であることが検察の捜査でわかった。この団体は2007年の大統領選挙で李明博(イ・ミョンバク)候補の退陣運動に参加していた。パク容疑者はまた、盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が作ったインターネット討論サイトの「民主主義2.0」の会員に加入していたこともわかった。検察はパク容疑者が現政権の経済政策を批判した書き込みをした理由が政治的目的からなのかについて取り調べている。
パク容疑者はまた、検察で時事月刊誌「新東亜」に寄稿したことはないと供述した。「新東亜」は昨年12月号に「インターネット経済大統領ミネルバ絶筆宣言後最初の吐露」というタイトルで、「ミネルバ」と名乗る人物とのインタビューを掲載した。パク容疑者は、「この雑誌社がダウムのアゴラ掲示板管理者を通じて寄稿依頼をしてきたが、私の正体が明らかになるかと拒否した」と供述したという。「新東亜」のソン・ムンホン編集長は、「紙面を通じて公式な立場を明らかにする計画だ」と明らかにした。