6日午前、ソウル汝矣島国会議事堂内民主党代表室。本会議場占拠座り込みをやめた民主党が記者懇談会を開いた。この席には初めて見る顔があった。フランス日刊紙ル・フェガロ紙の北東アジア通信員レジ・アノ氏(37)だった。日本に13年暮らしているフランス人で、仏語雑誌の編集者としても活動していると言っていた。彼が韓国国会を訪れた理由について知りたいと思った。
「元々は経済危機に対する記事を書こうと韓国へ来た。ところがソウルに来る飛行機の中で国会で議員らがもみあう新聞の写真を目にし、非常に驚いたので記事を書くことにした」