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リュ・シウォン、鎮痛剤打ってコンサート…東京ドームで観客と一つに

2008.12.24 13:53
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リュ・シウォン(36)は3曲目のアンコールで「桜」を歌う前、ついに涙を流した。 風邪とディスクで満足できる公演ができなかったという自責の涙だった。

 
涙を流し続けながら「悔しい」と話すと、子どもを背負った30代の主婦から70代の高齢の女性まで3万5000ウォンの日本の聴衆は拍手で激励した。 拍手の音はまるで「大丈夫、大丈夫」と連呼しているように聞こえた。

舞台と音響、106人のオーケストラ協演など完全に準備された3時間20分だったが、リュ・シウォンの健康悪化がやや惜しまれる公演だった。 しかし歌手が満たせなかった2%を観客が自ら埋め、渾然一体の温かい冬の夜になった。

リュ・シウォンが23、24日の2日間、日本東京ドームでコンサート「クリスマス・フォー・ユー」の舞台を飾った。 日本進出から4年目、韓国の芸能人のうちコンサートで東京ドームを熱くしたのはピ(Rain)に次いで2人目だ。 1回の公演に終わったピとは違い、リュ・シウォンは韓国人歌手では初めて2日連続で東京ドームの舞台に立ったアーティストとして記録された。

32歳だった04年12月にアルバム「約束」を持って日本に来たリュ・シウォンは、その間、アルバム5枚・シングル8枚を日本で出した。 05年11月には日本の‘世宗(セジョン)文化会館’と呼ばれる武道館で初めてコンサートを開いた。 この日の東京ドーム公演は、リュ・シウォンがこれまで行ってきた50回以上の日本コンサートの‘画竜点睛’のような舞台だった。

リュ・シウォンは時々韓国語で話したが、90%以上は流暢な日本語で観客と疎通した。 リュ・シウォンはエンディングの舞台で「クリスマスをみんなと一緒に遅れるのは本当にうれしい。しかし今日は100%完璧な姿をお見せできなかったという点で、本当に申し訳ないと感じる日でもあった」と話した。

続いて「ミスも目をつぶって激励してくれる皆さんの温かい心を感じ、いつも有難く思っている」と述べた。 リュ・シウォンは来年1月に新しいアルバムの録音作業を終えた後、2月からSBS(ソウル放送)新ドラマに出演する、と説明した。

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