経済協力開発機構(OECD)が正規職を過多に保護する韓国の雇用慣行を改善するよう勧告した。
解雇を難しくして各種雇用費用を高める正規職保護制度により韓国企業が非正規職雇用を増やすほかないという理由からだ。OECDは不正規職に対する社保適用を拡大して社会安全網を広げよと提案した。現在、韓国の臨時職規模は26%で、OECD平均の2倍水準だ。OECDは17日「2009年韓国経済報告書」で、来年度韓国経済成長率を2.7%と見通した内容の政策勧告を出した。OECDは「韓国の景気回復時点は世界経済回復によるが、世界経済は来年後半には回復する」とした。このようになれば韓国経済は2010年に4.2%成長を遂げると予想した。