昨日1枚の写真が国民の胸を打った。夜明けに市場を訪れた李明博(イ・ミョンバク)大統領の懐に抱かれて干し菜を売るおばあさんが泣いている場面だった。これ以上何の説明が必要か。写真には涙が流れていたが冷酷な危機の現実には血の涙が流れている。大統領はおばあさんに20年間使ってきた襟巻きを与えた。そんな心も重要だが、もっと重要なのは少しでも涙をぬぐってあげることができる具体的な対策だ。
大統領にソロモンの知恵を出せというのは、実は無理だ。危機が外とつながっているからだ。韓国政府がいくら賢い政策手段を使ってみようとしても外国の金融の波がだぶつき、輸出市場が縮小すれば政策効果は減る。国内でも大統領は政界に取り囲まれている。予算案を提出したが与・野党が争っており、法案通過はできずにいる。第1野党民主党代表が拒否していることから青瓦台会同もなくなった。