政府は13日、これまで北朝鮮軍部が要求してきた軍の通信線交換用資材、装備を北朝鮮に提供すると明らかにした。国防部はこの日午前、南北将軍級会談南側首席代表であるクォン・オソン(少将)政策企画官名義で北朝鮮軍当局にファクスを送り「韓国側人員の通行不便解消のための軍の通信線資材・装備提供を協議しよう」と提案した。
これは前日、北朝鮮軍部が来月1日から軍事境界線通過を厳格に制限・遮断するとファクスを送ったのに対する答信だ。金浩年(キム・ホヨン)統一部スポークスマンは「協議しようということは会談からしようということではなく、我々が与えるからもらってくれという意味で、資材・装備の受領場所・時間などの最小限の手続きを確認しようという意味だ」と説明した。