【社説】多文化家庭の子どもをグローバル人材に育てよう
韓国平均出産率は1.26人と世界最低レベルだ。 ところが全羅南道宝城郡(チョンラナムド・ポソングン、2.33人)、江原道華川郡(カンウォンド・ファチョングン、2.00人)などの地方自治体は出産率がかなり高い。 多くの外国人妻を迎え入れているからだ。 低出産問題を解決するのに多文化家庭が大きな役割を果たすということだ。
しかし多文化家庭の子どもたちは成長の過程で社会の歓待を受けられずにいる。 皮膚の色や言語問題のため、子どもが就学年齢になると親は頭を悩ませる。 これと関連し、多文化家庭の子どもが学校教育で疎外されていることが国政監査で指摘された。 多文化家庭の小学生の15.4%、中学生の39.7%、高校生の69.6%は学校に通っていないことが分かった。 学校に通う子どもも韓国語の能力が不足し、学習不振とアイデンティティーの混乱に悩むという。