胡錦濤主席は執権直後の2002年12月26日、「憲法学習」を皮切りにこれまで50回の「政治局集体学習」を行ってきた。大学教授、国策研究所研究員、海外碩学らが講師として招へいされた。13億という人口の大国を任された25人の最高リーダーが、平均ひと月に1回集まって1日中勉強するということは簡単なことではない。しかしこの投資の徳を今、中国はたっぷり受けている。どんな場合でもリーダーたちは動揺せずに対処することができる実力を揃えておいたからだ。
もうひとつの事例を見よう。このごろ中国のネチズンたちがいちばん多く殺到するサイトは「什錦・八宝網」だ。この2つは料理名と同じ音だ。ここに胡錦濤主席の「錦」と温家宝首相の「宝」を当てたのだ。「胡・温ファンコミュニティ」となるわけだ。このコミュニティは開設されるやいなや6万人の会員が登録した。内容は芸能人に対する愛情攻勢を連想させる。