国会外交通商統一委員会は10日、金夏中(キム・ハジュン)統一部長官を出席させた中で全体会議を開き、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の状態把握に乗り出した。 当初、この日の会議は、統一部の国会業務報告の席だったが、金委員長が脳卒中で倒れたという話が伝えられたことで、議員は関連情報を執拗に要求した。
ハンナラ党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)議員は「金委員長が60周年9・9節(政権樹立記念日)行事に欠席したのは類例のない徴候」とし「金委員長の状態について長官の説明が必要だ」と主張した。 民主党の文学振(ムン・ハクジン)議員も「金委員長については国民的な関心が集中しある」とし「李明博(イ・ミョンバク)大統領も昨日(8日)の『大統領との対話』生中継の直後、金委員長に関する重要な報告を受けたというが、それはどういう内容か」と金長官に尋ねた。