来年、国庫で埋めなければならない公務員年金の赤字補填額が初めて2兆ウォン(約2000億円)を超える見込みだ。 公務員年金の赤字が増えているにもかかわらず改革は先延ばしされ、国民の負担だけが増えている。
行政安全部(行安部)は25日、公務員年金の政府補填予想額2兆500億ウォンを来年の予算に反映するよう企画財政部に最近要請した、と明らかにした。
行安部の金東極(キム・ドングク)成果厚生官は「企画財政部には来年必要な補填額案を提示しただけで、協議は行われていない」と述べた。 行安部は「年金受給者が92年の3万4000人から05年は21万8000人、07年は25万3000人に増えているうえ、平均寿命の延長で受給期間が長くなり、赤字幅が大きくなっている」と話している。