コメディアンのチョン・ヒョンドンがＭＢＣ（文化放送）バラエティー番組「無限に挑戦」を代表し、１７日午後９時４５分（日本時間）から行われた女子ハンドボール（韓国対ハンガリーリーグ別予選）の補助解説者として初めて中継に参加した。コメディアンが五輪中継に参加したのは今回が初めて。

五輪は国際的なイベントであるうえ、生放送で進行されるため、少しのミスも許されない。このため初の生中継に挑んたチョン・ヒョンドンは序盤、緊張した面持ちを隠せなかった。

チョン・ヒョンドンは中継に先立ち「体が震える。重要な試合なのに、不必要な解説で邪魔をしないか心配している。とにかく精一杯頑張りたい」と語った。チョン・ヒョンドンは終始、歯切れのよい語り口で解説をしていたが、時々ミスをする場面も見られた。

チョン・ヒョンドンはキャスターの任務を遂行するため、ＭＢＣ－ＥＳＰＮ（Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ ａｎｄ Ｓｐｏｒｔｓ Ｐｒｏｇｒａｍｍｉｎｇ Ｎｅｔｗｏｒｋ）のイム・ジュワン・キャスターから特別指導を受けた。女子ハンドボールチームの予選を見ながら、この日の中継のシミュレーションを数回行ったという。

チョン・ヒョンドンは試合中、「代表チームのオ・ヨンラン選手のファンなので、今日はハンガリーに３０対０ぐらいで勝ってもらいたい」とエールを送った。

「無限に挑戦」チームは１８日に北京入りするチョン・ジンとともに、２０日まで北京でＭＢＣの韓国チームの試合中継にさまざまな形で参加する。