独島(トクト、日本名・竹島)に海洋科学基地が建設される。また独島を人が住める島にするため、井戸を掘り、飲料水の供給施設を設置する計画だ。現在まで、雨水を溜めて浄水したり、鬱陵島(ウルルンド)から水を供給したりしていた。
独島を里単位の行政区域として管理するため、行政公務員も派遣する。これが実現されれば、慶尚北道鬱陵郡鬱陵邑独島里山(キョンサンブクド・ウルルングン・ウルルンウプ・トクドリ・サン)1-37番地である独島に、史上初の里長が誕生する。
政府は19日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で金星煥(キム・ソンファン)外交安保首席と孟亨奎(メン・ヒョンギュ)政務首席、外交通商部、国土海洋部などの関係部処高位官僚らが出席した非公開の会議で、独島の実効的支配を強化するための総合対策を用意した。政府は20日、党、政府、青瓦台で会議を行い、このような案について話し合った後、公式に発表する。