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<6カ国協議>核申告の検証体制、結論出ず

2008.07.11 07:55
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北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合が10日午後、中国北京の釣魚台迎賓館で始まった。

9カ月ぶりに会議場の釣魚台迎賓館に集まった南北と(韓国・北朝鮮)米国、日本、中国、ロシアの首席代表らはこの日の会合で、北朝鮮が提出した核計画申告書の検証方法を中心に話し合ったが、具体的な結論は出ず、11日も引き続き協議することになった。

 
各国の代表はこのほか▽北朝鮮への経済・エネルギー支援▽6カ国外相会合の開催▽核廃棄交渉の検証と監視のメカニズム--などを今回の議題にすることで一致した。

北朝鮮首席代表の金桂寛(キム・ケグァン)外務次官は「6カ国協議の合意事項が早期に履行されてこそ、次の段階を協議できる」とし、「北朝鮮に対し、重油100万トンに相当するエネルギーを支援する」という合意内容を履行するよう求めたものとされる。

しかし日本側は、拉致問題の進展がない限り、支援には応じないという従来の姿勢を重ねて主張した。


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