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オバマ氏、「FTAは韓国車に有利」批判

2008.06.19 18:27
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米民主党大統領候補のオバマ上院議員が「韓国が数十万台の車を米国に輸出しながらも、米国車の輸入は数千台に制限する韓米自由貿易協定(FTA)は賢明な交渉でない」と主張した。 韓米FTAは米国自動車業界にとって不利で、韓国には有利な内容だということだ。 オバマ氏は以前から韓米FTAに批判的だったが、民主党候補に確定した後、公開的に批判したのは今回が初めて。

 
オバマ氏は16日(現地時間)、ミシガン州での遊説で「私は自由貿易を信奉するが、ブッシュ大統領やマケイン氏のようにいかなる貿易協定でもよいとは考えない」と述べた。

オバマ氏はまた「世界経済に途方もない貿易不均衡をもたらしながらも、輸出を増やすために為替レートを操作する国は座視できず、他の国が米国製品を排斥するように貿易規制するのは放置できない」と強調した。 オバマ氏は先月、ブッシュ大統領に書簡を送り、再交渉を要求した。

韓米FTA協定文によると、両国は協定発効後3年以内にほとんどの自動車関連関税をなくさなければならない。 米自動車業界は関税撤廃が韓国に有利に作用するとして反発してきた。 米国は年間70万台の韓国車を輸入し、韓国の米国車輸入は年間5000台にすぎないからだ。

対外経済政策研究院など11の国策研究機関も、韓米FTAで対米自動車輸出は年間8億3600万ドル増えると見込んでいる。 これはFTAによる対米輸出増加全体の60%に相当する。

鄭仁教(チョン・インギョ)仁荷(インハ)大教授は「オバマ氏の韓米FTA批判は米国労働者の層の支持を得ようという政治的な目的がある」とし「それだけ自動車については韓国有利に協定が結ばれたという意味でもある」と語った。


米共和党のマケイン候補「韓国は大切な友邦…FTAを支持」 マケイン氏の寄稿文に表れた韓半島政策基調

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