<米輸入牛肉問題>「再交渉を言及すれば、自動車、コメ問題にも影響」
ハンナラ党牛肉対策訪米団長の黄震夏(ファン・ジンハ)議員は14日、「米国政府と議会関係者が“牛肉再交渉”を言及すれば、自動車やコメ問題まで揺らぐだろうと話した」と明らかにした。9~13日にかけて米国を訪問した黄議員は「ウェンディー・カトラー米貿易代表部(USTR)副代表は“韓米自由貿易協定(FTA)交渉は部分的に見れば、韓米ともに不満があるのではないか。韓国が牛肉について不満を言えば、米国では自動車について不満が多いが、では合意はどうなるのか”と懸念を示した」と伝えた。黄議員は「韓国が懸念している月齢30カ月以上の牛肉の輸入禁止などに対して米国側が交渉意思を明らかにしながらも、“再交渉”の話題を口にすると、難色を示した」とし「再交渉という単語を用いれば、実質的な変化を引き出すのが難しいという感じを受けた」と説明した。
カトラー副代表は昨年4月に締結された韓米FTA交渉の米側首席代表として活動した。