青瓦台（チョンワデ、大統領府）秘書官が‘ろうそく集会背後勢力説’を強く提起する発言をし、物議をかもした。

８日のキリスト教関連メディアによると、青瓦台政務首席室の秋富吉（チュ・ブギル）広報企画秘書官は５日、韓国キリスト教１００周年記念館で開かれた祈祷会の祝辞で、「米国産牛肉輸入再開に対する市民の不安から始まった文化集会が、政治勢力と利益団体の介入で政治集会に変質している」と主張した。

秋秘書官はマタイ福音書の一節を引用しながら「どの為政者が国民に悪の種を蒔くのか。 どの政府が一部の放送と勢力が主張する危険千万な疾病を国民に拡散するのか」と述べた。

秋秘書官は「すべての米国産牛肉が牛海綿状脳症（ＢＳＥ）に感染しているかのように言いながら純粋な学生にろうそくを与え、あたかも米国人が捨てるものを政府が国民に食べさせるかのように糊塗する勢力が、偽りでこの国を揺るがしている」と話した。

特に物議をかもした部分は、「サターンの群れがこの地で勢力を振るえないよう祈祷してほしい」という発言だ。 秋秘書官は資料を出し、「サターン関連発言は、キリスト教界で祈祷や演説の最後に通例的に使う慣行的な用語にすぎない」とし「特別な集団を指して発言したものではない」と釈明した。 秋秘書官は「サターンという言葉とろうそく集会を関連づけるのは不純な意図であり、意図的に拡大させようという思惑があるとしか考えられない」と主張した。


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