三星(サムスン)特検が起訴した李健熙(イ・コンヒ)前三星(サムスン)会長(66)が初めて裁判に出席した。 李前会長は12日午後、ソウル中央地裁に姿を現した。 李前会長は冒頭陳述で「この20年間、外国企業との競争に勝つという信念一つで前だけを見て突っ走ってきた。 すべて私の過ちで、これに伴う責任はすべて私が取る」と述べた。
李前会長は「今になってみて、自分の周囲を十分に見渡していなかったということに気付いた」とし「私とともに法廷に立った人たちに過ちがあるのなら、それは私の過ちによって生じたものなので、善処を願いたい」と付け加えた。