誤解にもさまざまなものがある。 自分の考えに陥って他人の話を理解できない場合、自分の主張に固執するあまり他者の考えを誤って解釈する場合、故意に他人の話を自分の考えに合わせてしまう場合などだ。 誤解は誤解だ。 時にはそれが良い結果をもたらすかもしれないが、きちんと考えて認識しようとするのなら、誤解はまず避けなければならない。
誤解がとんでもない結果を生むという話がある。 春秋戦国時代の中国が背景だ。 強国の姿を誇っていた楚の首都に暮らしていたある人物が、北方で委縮していた燕の宰相に手紙を書く。 手紙を書く事情は分からないが、なにぶん国の間でやり取りする文書だったようだ。