行政安全部はろうそく集会に公務員の参加を奨励し誘導した公務員労組幹部６人を告発し、懲戒処分することにしたと１１日、発表した。

行安部のキム・ジンス服務担当官は「公務員は法律上、時局宣言などを通じて団体行動を制限されており、デモへの参加を誘導したのは公務員法に違反した明白な不法集団行為だ」と話した。国家公務員法第５７条の「服従の義務」と、第６６条の「集団行為の禁止条項」に反したということだ。

告発対象になった公務員労働組合総連盟のキム・チャンギュン委員長と、全国民主公務員労働組合のチョン・ホンジェ委員長は１０日、ソウル市庁前広場で時局関連記者会見を行った。そして同僚の公務員とともに、ろうそく集会に積極的に参加することを決議した。

行安部は国会で、政府の米国産牛肉広報指針に反対するという内容の記者会見（２日）を行い、行政指針遂行拒否を宣言した全国公務員労働組合のソン・ヨンテ委員長も告発する。

公務員労働組合総連盟はこの処分に対し、すぐに抗議声明を発表した。この抗議声明で公務員労働組合総連盟は「具体的な集団行動を行ってもいないのに、記者会見をしたという理由だけで告発措置に処するのは労組弾圧であり、労組を支配しようとすることにほかならない」と主張している。


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