LG電子が韓国的なイメージを取り除いたグローバル企業に生まれ変わる、という中長期計画を発表した。 これに向け、今後の5年間は事業分野を再編成する一方、国籍を問わずに人材を集める予定だ。 また、米国GEの家電部門を含め、さまざまな分野で合併・買収(M&A)を考えている。
南鏞(ナム・ヨン)LG電子副会長は27日、ソウル汝矣島(ヨウィド)ツインタワーで懇談会を開き、「数年後、LG電子の国籍が韓国か、米国か、英国か分からないほど(進出している)140余カ国で現地最高のマーケティング企業になる」と述べた。 まず3年以内の84の海外法人の30%以上を外国人に任せる現地経営体制を構築する。 南副会長は「単純に現地人に変えるのではなく、国籍や性別を問わず能力本位で人を選抜するという意味」と述べた。 本社でも外国人経営陣を増やすという説明だ。