北朝鮮ミサイル発射事態の解決策をめぐって中国と北朝鮮が平壌(ピョンヤン)でともに頭を悩めているが特に進展はない。
北京に滞在中のクリストファー・ヒル米国務省東アジア太平洋次官補は12日、記者たちに「北朝鮮は肯定的ではない」とし「率直に言うと失望している」と明らかにした。この日、李肇星中国外交部長に会ったヒル次官補は「米国も、中国も努力したが、北朝鮮だけは努力しなかった」と述べた。また「北朝鮮がまだ(6カ国協議に)我々ほど重要性をおいていないようだ」と付け加えた。李外交部長はヒル次官補に会った席で、平壌が見せた1次反応を説明した。