ヒル次官補「テポドン2号、完全失敗とは断定できず」
韓国内マスコミや外信が10日報じたとろこによると、米国務省のヒル次官補(東アジア担当)は「北朝鮮の長距離弾道ミサイル・テポドン2号の発射を完全な失敗と結論付けることには慎重」との考えを示した。
訪韓日程を終えた後の9日、日本へ向ったヒル次官補は、出国前のインタビューで「テポドン2号の発射が失敗だと確信するか、意図的に40秒程度だけ飛ばしたものと見るか」との質問に「どちらなのか断定できない」とし、こうした認識を示した。続いて「もちろん数十秒後に墜落したから失敗のように見えるが、実験なら何らかの価値ある教訓を得ることができ、実験に携わった科学者としては失敗とは見ないこともある」と説明した。